Claude CodeでCloudflare操作に失敗した話
CloudflareのAPIトークンを発行したかった。
ブログのアクセス解析を自動取得するための鍵みたいなもの。
できれば Claude Code にブラウザを操作させて、全部やらせたかった。
私は非エンジニアなので、管理画面の設定は普通に怖い。
押す場所を間違えると、サイトが止まりそうな気がする。
だからこう頼んだ。
「ブラウザを操作してあなたがやって」
結果、止まった。
Cloudflareの画面が動かなかった
最初はChrome拡張経由で操作しようとした。
でも、Cloudflareのダッシュボードが読み込み中のまま止まった。
原因は、ログイン状態の確認に関係する部分。
Cloudflareの管理画面は、ブラウザの中にあるログイン情報を見て「この人はログイン済みか」を判断する。
でも、Claude Code側のブラウザ操作ツールは、セキュリティ上そこを自由に読めない。
結果、画面が進まない。
次に、Mac全体を操作する別の方法も試した。
これもダメだった。
ブラウザ画面のクリックや入力は、安全のために制限されていた。
不便だけど、正しい
最初は「そこもやってよ」と思った。
でも、冷静に考えると正しい。
ログイン済みの管理画面を、AIが自由にクリックできるほうが怖い。
Cloudflareには、ブログ、事業LP、サンプルLP、ドメイン、DNSがある。
変な操作をすれば、サイトを消せる。設定も壊せる。トークンも発行できる。
そこを全部自動で触れる設計だったら、便利というより危ない。
今回の制限は、AIが使えないというより、人間の側を守る柵だった。
実際の進め方
完全自動は無理だった。
でも、作業が全部手作業になったわけではない。
Claude Code に画面の意味を読ませて、どれを選ぶかを案内させた。
私がやったのは、実際のクリックと、最後に表示されたトークンの受け渡し。
流れとしてはこう。
- 私がCloudflareの画面を開く
- Claude Code が「このテンプレートでよい」と判断する
- 必要な権限を確認する
- 私がボタンを押す
- 発行されたトークンをローカルに安全保存する
全部任せる形ではない。
でも、迷う時間はかなり減った。
「この設定でよいのか」と悩む部分を Claude Code に持たせ、実際の危険なボタンは私が押す。
この分担が現実的だった。
人間が押すべきボタン
以前、Googleの認可画面でも同じことがあった。
最後の「許可」ボタンだけは人間が押す必要があった。
その時も、少し面倒だと思った。
でも、今回でよりはっきりした。
金銭、本人認証、権限付与、公開、削除。
このあたりは、人間が押すべきボタン。
Claude Code は準備、確認、説明、実装を担当する。
最後の不可逆に近い操作は、人間が引き受ける。
そのほうが気持ち悪さが少ない。
学んだこと
AIに作業を任せるとき、つい「全部やって」と言いたくなる。
でも、全部やれることが正解とは限らない。
今回の学びはこれ。
- ログイン済みの管理画面は、自動操作できないことがある
- それは不便ではなく、安全のための制限でもある
- AIに画面の意味を読ませ、人間がボタンを押す分担で十分楽になる
- 「できない操作」を先に知ると、任せ方が現実的になる
Claude Code に任せる範囲は、広げればいいわけではない。
任せるところと、自分で押すところ。
その境界を決めるのも、運用の一部だった。