初回営業メールの送信時刻を先方の業種事情から逆算した
副業のHP改修事業で、初めての外部営業メールを出す。
最初は「朝9時に送ればいいだろう」と思っていた。
Claude Code に止められた話。
「朝9時に送る」が常識ではなかった
営業メールの送信時刻は、なんとなく「相手が出社して落ち着いた頃」が定番だと思っていた。
平日の朝9時、悪くても10時。
先方の業種を伝えて、Claude Code に「明日の朝9時に送ろうと思う」と相談した。
その時刻だと、先方は事務所にいない可能性が高いです。
え、と止まった。
先方の動線を逆算する
先方は地方の士業事務所で、特定の役所のすぐ近くに事務所を構えている。
業務の特性上、午前中はその役所に書類を持ち込む時間帯になる。事務所には不在のことが多い。
つまり、朝9時にメールを送ると、先方は外出中。戻ってくる頃には他のメールに埋もれている。
メール処理の時間帯は、午後に事務所へ戻ってからの17時前後が定番です。
業種を1段階深く考えるだけで、最適な時刻がまるで変わる。
なぜ金曜なのか
時刻が17時前後と決まっても、曜日を選ぶ必要がある。
候補は2つあった。
- 月〜木のいずれかの17時
- 金曜の17時
金曜の17時を選んだ理由は、「週末のうちに熟考してもらえる」から。
平日に届いたメールは、当日中に「返信するか・しないか」を決められる。判断が早いぶん、断られたら終わりだ。
金曜17時に届くと、先方は週末を挟む。「ちょっと考えてみるか」と一晩寝かせる時間が生まれる。月曜朝に「あのメール、返信しよう」と思い直す可能性が残る。
熟考の時間を作ってもらうための、金曜夕方。
カレンダーの祝日も込みで考える
実際の送信日は5月8日(金)に決めた。
5月のゴールデンウィーク後、平日が回り始める最初の金曜日。連休直後の月曜・火曜は他のメールが溜まりすぎているので避けた。
水曜(5/6)はGWの代休扱いで先方が休みの可能性、木曜(5/7)は連休明けで処理が追いつかない時期。
連休カレンダーを織り込むと、自然に「金曜17時」しか残らない。
件名は迷惑メールに埋もれない設計
時刻と曜日が決まっても、件名で開封されなければ意味がない。
最初に書いた件名は、無難で当たり障りのないものだった。
その件名だと、迷惑メール扱いで埋もれます。発信元が分かるキーワードと、内容の手がかりを件名に入れてください。
書き直した。
地名(千葉)と業種(HPサンプル試作)と相手の屋号を、件名に全部入れた。長くなっても構わない。先方が件名だけで「これは自分宛だ」と判断できる粒度を優先した。
開封は祈るしかないが、設計はできる
メールを開いて読むかどうかは、最終的に先方の気分次第だ。
ただし、開いてもらえる確率は設計で上げられる。
- 業種から逆算した時刻に届ける(先方の動線に合わせる)
- 週末熟考できる曜日に届ける
- 件名で「自分宛」と一瞬で分かるようにする
3つともAI壁打ちで決めた。1人で考えていたら、たぶん月曜朝9時に送って終わっていた。
まとめ
- 営業メールは「朝9時」が常識ではない
- 先方の業種事情から動線を逆算すると、最適な時刻が見えてくる
- 金曜17時は、週末熟考の時間を作ってもらえる枠
- 連休カレンダーを織り込むと、選べる日が絞られる
- 件名は迷惑メールに埋もれない粒度で書く
送信したあと、何が起きたかはまた別の記事で。