メルカリの出品作業をClaude Codeに丸投げしてみた


結論から。 メルカリの出品ページを開いて、写真選んで、商品名・カテゴリ・状態・説明文・価格まで、ぜんぶClaude Codeに入力してもらった。 出品する直前の「下書き保存」までやって、出品ボタンだけは私が押す運用。

今日の出品物

商品価格仕入れ
AQUOS sense3 plus SH-RM11 ムーンブルー¥11,8005年前に楽天モバイルで購入した自分のスマホ
WD My Passport SSD 500GB ブルー¥20,800昨日ヤマダ電機の売れ残り、税込¥12,500
WD My Passport SSD 500GB ゴールド¥20,800同上、色違い

スマホは普通に手放したかっただけ。 SSDは売れ残って色褪せた現品限り品を、せどり目的で2個、確保した。 昨今のメモリ・SSD暴騰に乗って、ワンチャン狙う。

何をClaude Codeにやらせたか

  1. 下書きページにアクセス
  2. 写真6枚をローカルからアップロード(SSDのほう。ファイルパスを渡せば一発)
  3. タイトル40字におさまるよう、検索キーワード詰めて生成
  4. 商品の状態・付属品(充電ケーブル/箱/説明書)を選択
  5. 商品説明(500字くらい)を書く
  6. 配送方法・発送地域・発送までの日数を設定
  7. 価格を入力
  8. 「下書きに保存する」ボタンを押す(「出品する」は押さない

これを3商品ぶん。 作業時間は実質クリック数回と指示文数本。 手動でやってたら、たぶん90分は溶けてた。

詰まったところと工夫

スマホの購入日が思い出せない

「3年か4年か5年前に楽天で買ったやつ」と曖昧記憶。 日記RAG(日記20年分をClaude Codeが検索する仕組み)に投げたら、「2021年3月7日に届いた」と一発で出てきた。 5年前で確定。 これがそのまま「購入時期:2021年3月(楽天モバイルにて新品購入)」として説明文に反映された。

ちなみに楽天市場の購入履歴を見にいく必要は、なかった。

「せどり目的」と「外箱の傷み」を、どう書くか

メルカリの説明文で、「せどり目的でヤマダ電機の現品限りを買ってきた」と素直に書いたら、印象悪い。 かといって「新品・未開封です!」だけだと、外箱の色褪せ・スレ・凹みでクレームになる。

Claude Codeに「うまく処理して」と頼んだら、こうなった。

  • 「新品・未開封品」と中立的に書く
  • 外箱に多少の色褪せ、スレ、凹み、汚れはあります」と先に開示
  • 「未開封のため動作確認はしておりません」と誠実に断る
  • 「メーカー保証規約をご確認のうえご検討ください」で責任範囲を限定

嘘はついてない。 売れ残りとも、せどりとも、書いてない。 箱の状態は写真で見せる前に、文字で先に伝えてある。

中古品・訳あり品を出品するときの型としてはたぶん使える。

  1. 中立的な事実だけ書く(「新品・未開封品」)
  2. マイナス点は先に文字で開示する(「外箱に色褪せあり」)
  3. できないことは正直に断る(「動作確認していない」)
  4. 責任範囲は明文化する(「メーカー保証規約をご確認ください」)

順番は1→2→3→4。 2を3より先に出すのが地味に効く。 「悪い情報を隠さない人」と思ってもらえる。

写真の並び順がズレた

座標クリックを誤って、AQUOSの1枚目(箱に入った状態の見栄えのよい写真)が3列目に飛んでしまった。 1枚目はメルカリの一覧表示でサムネイルになる。 ここがズレると売れ行きに直撃する。 ドラッグで戻す手作業が結局発生した。

教訓:写真の並びは触る前にメモっておく。

価格戦略の話

WD My Passport SSDの中古相場、現状で¥9,000〜¥13,000。 新品でも¥12,500で買えてしまう。 そこに**¥20,800**をぶつけるのはチャレンジ。

ただ、メモリ全般が値上がり傾向で、SSDも引っ張られるのは時間の問題。 売れなくても焦らない、を前提に強気の値付け。

値下げの自動リマインダーも仕込んだ

毎日20時に、Claude Codeが私に聞いてくる仕組みを入れた。

「今日も出品中の商品を100円ずつ値下げしますか?(Y/N)」

Yで答えたら、Claude Codeがメルカリの編集画面を開いて、価格を-100円して保存。 Nで答えたら、その日はスキップ。

ちなみにメルカリの「いいね通知」は10%以上の値下げで飛ぶ仕様らしいので、100円刻みでは通知は飛ばない。 それでも「動きを見せる」効果はあるはず。 ダメだったら刻み幅を変える。

安全装置の話

Claude Codeに作業させるとき、いちばん怖いのは「出品する」「公開する」「送信する」みたいな取り返しのつかないボタンを勝手に押されること。

今回は最初から、

  • 「出品ボタンは絶対に押すな」
  • 「下書き保存までで止めろ」
  • 「価格以外のフィールドは触るな(値下げタスク側)」

と明示してある。 Claude Code側にも、観測できる範囲では、勝手に公開アクションを取らないルールが入っている。

過去、別件でBotが意図せず本番投稿を出した事故を起こしている。 あの反省が効いてる。

学び(あとで自分が見返す用)

  • 単純作業の代行は、Claude Codeがいちばん輝く領域
  • 「フォームを埋めて下書きまで」と「ボタン押して公開」は、別タスクとして切り分けると安全
  • 日記RAGがあると「いつ・なにを・いくらで買ったか」がすぐ出る。記憶力のかわりになる
  • 印象が悪い情報は伏せるより、先に出して責任範囲を限定する。クレーム回避にもなる
  • メルカリの「いいね通知」は10%以上の値下げで飛ぶ。100円刻みでは通知されない
  • 値下げの自動化は、刻み幅と通知ルールをセットで考える
  • 取り返しのつかないボタン(出品・公開・送信)は、最初に「押すな」と明示しておく

3商品ぜんぶ売れたら、SSDの利益+スマホの片付け代=¥10,000ちょいの算段。 売れなかったら、3週間後に値段見直して再戦。

Claude Codeでやってる、全部。