副業で続かなかった5年分を、5パターンに分類してみた


副業を意識して考え始めたのは、ここ5年ほど。 2021年あたりから、「本業以外で収入源を」と考え出して、結局あれこれ手を出してはやめてきた。

どこで止まったのか、なぜ止まったのか。 ClaudeCodeに、5年分の日記を横断させて整理してみた。

出てきたのは、5つのパターン。 同じ入り口で止まりそうな人がいたら、反面教師として役立ててほしい。

横断してわかった数字

項目
副業を意識した期間約5年(2021〜2026)
実際に始めた試み8系統
1ヶ月以上続いた試み3系統
現在継続中2系統
「副業やろうかな」と考えるだけの期間ほぼ5年の大半

パターン1:選択肢比較で止まる

ブログか、動画か、クラウドワークスか。 書評ブログか、ゲーム実況か、雑記か。

比較を何年もやっている。 比較だけして、着手しない。

反面教師の一行:先にアウトプットの基準(何を・どの粒度で・いつまでに)を決めて、比較より先に1本出す。


パターン2:合格・登録直後に止まる

AdSense合格、8記事書いて合格。その後、止まった。

ランサーズ登録、プロフィール整備、テストライティング応募、検定受験、不合格。止まった。

入口の儀式は通る。 反復作業に入ると、2〜3週間で放置する。

反面教師の一行:入口突破より、「反復のハードル」を事前に下げておく設計のほうが効く。1回あたりの作業を30分以内に収まる単位に割る、など。


パターン3:金目的 vs 楽しさの二律背反

金目的だと、続かない。 楽しさ100%だと、金にならない。

どっちに倒しても整合性がつかなくて、手が止まる。

反面教師の一行:金と楽しさを1本の軸で採点しない。別々に合格点を設けて、両方に丸がつく活動だけ残す。


パターン4:本業の忙しさが、いつも都合よく言い訳になる

残業が重い時期は「時間がない」で撤退。 暇な時期は「副業前の生活に戻った」と自省して撤退。

忙しくても暇でも、撤退理由が揃ってしまう構造になっている。

反面教師の一行:忙しさを撤退理由に使わない運用を、始める前に決めておく。例:週あたり最低◯分だけは触る、のような下限ルール。


パターン5:仕事中の堂々巡りで、1日が終わる

業務時間中、副業のことをずっと考えている。 アイデアを紙に書く、比較表を作る、ググる、別のアイデアが湧く。

何もしないまま、退勤。 帰ったら疲れて着手できない。

これが2023〜2024年の基本モードだった。

反面教師の一行:仕事中に副業のことを考え始めたら、即座にメモに1行だけ吐き出して切り上げる。考える時間と動く時間は分ける。


5つに分類して、何がよかったか

5年全部さらってみたら、失敗の型は5つしかなかった。 新しい失敗をするほど、人間の引き出しは多くない。

逆に言うと、「今どのパターンに入ってるか」が分かれば、早い段階で撤退または軌道修正ができる。

今の「やづるの試し切り」は、パターン1(選択肢比較)を突破した状態で書いている。 残り4つのパターンに入る可能性があることは、このメモ自体がブレーキになってくれる。


次の自分と、同じパターンに入った誰かへ(5つの処方)

  • アウトプット基準(何を・どの粒度で・いつまでに)を先に決めて、比較より先に1本出す
  • 入口突破より、反復のハードルを事前に下げておく
  • 金と楽しさを1本の軸で採点せず、別々に合格点を設ける
  • 忙しさを撤退理由に使わない運用を、始める前に決めておく
  • 仕事中に副業のことを考え始めたら、1行メモに吐き出して切り上げる

気づいたこと

・自分の失敗を5年分、テーマ別に見える化してみた。 失敗パターンを把握すれば、二の舞を演じずに済むから。

・合格・登録の「入口の儀式」を、ゴールに数えないようにしてみた。 本番は反復作業に入ってからだから。

・仕事中の堂々巡りは、副業の進捗に数えないようにしてみた。 消耗だけして前に進まない時間を、副業の努力時間と錯覚すると判断を誤るから。